阅读理解题（ 1*10=10 分） 文章 1 電車を待っている間、何気なく横を見たら、老若男女取り交ぜて、 4 人ほどがメールでも、送っているのだろう、同じような格好で携帯電話の画面を見つめていた。 いまさら、珍しい風景でもなんでもないが改めてみてみると面白い。宇宙人が見たら、「地球には妙な宗教がある」とでも報告しかねない。 携帯電話がなかった時分は、こうした① 「帯に短し，たすきに長し 」の時間を、どう過ごしていたのだろう。ホームの対岸を見るか雑誌でも取り出すか。傘でゴルフの素振りをするなんて人もいた。少なくとも宇宙人に不思議がられるような状況ではなかったと思う。これも携帯電話がただの「持ち歩き可能な音声お届け機械」でなくなったからだ。 僕も携帯に、電話番号やメールアドレス、住所をはじめ、誕生日の一口メモといった雑事をいろいろ記憶させている。奥のほうには「② 仕事なんか適当にし て遊びに行かない？」なんていう友達へのメールも残っているはずで、脳の記憶機能の一部が移植されているといってもいいくらいだ。だから、ないと非常に困るのだが、絶えず着信がないか気になったり、意味なくカチャカチャいじったりして落ち着かない。 コイツを置いて旅に出たらどうか。ものすごく③ せいせいした気分 になろうとは想像に難くない。 100 グラムに満たないその小箱をちょっと身から離すだけだけで、④ いろいろなことを感じたり考えたりする余裕 ができ、旅の⑤ 非日常感 もより深く味わえるに違いない。 そんなことを思いながら、ホームでメールを打っていた。 問い 1 .文の①「帯に短し，たすきに長し」の意味は次のどれに当たるか