【单选题】
西陣織 西陣織は京都がはぐくんできた高級絹織物で、多品種少量生産方式を基盤とした、先染の紋織物です。織り上がるまでには、 企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜統等多くの工程があ り、これらの一つ一つの工程で熟練した技術者が丹念に作業を していく。一口に西陣織と言っても、手の爪をノコギリの歯の ようにギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる爪搔本綴織 をはじめ、経錦、緯錦、緞子、ビロード、糸并織、紬などがあり、 国に指定されているだけでも12種類の品種がある。織機には、 綴機、手機、力織機の3種類がある。 京都はもともと、平安時代以前にもたらされた帰化人の豪 族、秦氏の織技術によって、平安時代から絹織物業が盛んで、宮 廷文化を中心に発展してきた。京都で応仁の乱(1467〜1477 年)が起こり、西軍の大将、山名宗全が西に陣をはったことが、 今の西陣の地名と西陣織の名称の由来となった。明治時代に、 京都府からの派遣により佐倉常七ら3名が欧州に留学し、フラ ンスからジャカードなどの洋式技術を取り入れ、大幅な技術改 良を重ねた西陣は、日本の絹織物業の近代化の魁として新しい 発展を遂げることとなった。日本の近代化とともに歩みを進め た西陣織は、能衣装、帯、きものなど伝統的で高級精緻、絢爛 豪華な手織技術と意匠を極めた製品に結晶するとともに、ネク タイ、インテリア、ショール、バッグなど新しい分野にも幅広 い製品を生み出している。 問1・「これらの一つ一つの工程で熟練した技術者が丹念に作業 していく」の「丹念に」の意味はどれか、次から一つ選びなさい。
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