会社の面接試験で「給料はいくらほしいですか」と聞かれたら、あなたならどう答えるか。 専門的な知識や資格を必要とする職種の場合、ある程度相場が決まっていて、現在の自分の価値である給料を算出することは(1)かもしれない。しかし、一般の会社員の場合は、仕事による相場がはっきりとしていないようだ。 この質問に対する答えは何が一番いいのかは、なかなか難しい。ひと昔前までは「御社で働けるのであれば、(2)というのが、模範解答だったとか、これは経験が浅い場合には有効かもしれないが、職歴が長い人の答えとしてはどうだろうか。 昔の会社のように年功序列で、給与が比較的固定されていた時代(3)、これからは自分自身の実務経験と実力を客観的に把握し、「私はこれぐらいの仕事が出来るので、給料はこれぐらいください」と自信を持って言い切れるようにならなければならないのかもしれない。(4)、このような質問をする会社側の意図は、指示された給料の数字にあるのではなく、その数字からどのぐらい正確に(5)ができているかを見ていることも十分に考えられるからだ。