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コンピーター社会 私たちの生活はコンピューターのおかげで、このごろ大変便利になってきた。 旅行に行きたいとする。指定券を買いに、「みどりの窓口」に行く。「みどりの窓口」はコンピューターによってオンライン化されているから、空席があれば、どこの窓口でもすぐ買える。 そして旅に出る。65はそんなに持って出る必要はない。たとえば東京の支店に預金口座のある場合、北海道の札幌にいても、南の九4411 Gこいても、を引き出すことができる。これは、ほとんどの都市銀行が専用の通信回線を使って、北海道から沖縄までひとつのコンピューターシステムを作りあげたからだ。どの銀行のどの支店でもが引き出せる。それも即座に引き出せる。66以前には考えられなかったことだ。 しかし、コンピューターだって機械だから、故障することもある。そんな時は日本全国でお金が引き出せないという、困ったことになる。もっとも、67そんな話は聞いたことがないから、あまり心配する必要はなさそうだ。 その他にも、電気ガス水道料金の請求書、給料の計算書、私たちの身近なところで、68コンピュー夕一からはじき出されたものがたくさんある。学校の先生は、「コンピューターのおかげで、試験や成績の分析が大変楽になった」と言われるし、マスコミ業界の人は「ラジオテレビの番組編成、選挙速報、新聞紙面制作が正確に短時間でできるようになりました」と言われる。コンピュー夕一の利用について書こうと思ったら、69一冊の本が必要なくらいだ。今後もあらゆる分野で、コンピュー夕一は活躍するようになるだろう。